宮古島を楽しむなら離島のビーチがオススメ!伊良部島と来間島ビーチ比較!
海が抜群に綺麗な宮古島。その離島にはさらに青い海が広がっています。今回はその中でも伊良部島(いらぶじま)と来間島(くりまじま)のビーチをピックアップ!宮古島をより楽しむために離島のビーチを紹介します。
宮古島の海はなぜ綺麗?
宮古島近海の海は沖縄本島と比べても、より透明度が高く、エメラルドグリーンに輝く海はとても鮮やか。その美しさを形容して「宮古ブルー」とも呼ばれ、一生のうちで1度は見ておきたい景色といっても過言ではありません。
宮古島の海が綺麗な理由としては大きく3つ。
■山と川がないため、土が海に流れ込みにくいから。
■サンゴの光合成により、海が浄化されるから。
■台風によって海が混ぜられることで、海深くの澄んだ水が表層部に上がってくるから。
(ただし、台風通過してすぐの海は濁って透明度が低い)
このような理由から、宮古島の海は透明度が高いとされています。そんな豊かな海を後世に残すためにも、「ゴミを捨てない」「サンゴを傷つけない」といった基本的なマナーは必ず守るようにしたいものです。
伊良部島オススメビーチスポット
さて、まずは伊良部島のおすすめビーチスポットをご紹介します。伊良部島は宮古島の西側にある「離島の離島」。2015年伊良部大橋が開通したことで注目を集めており、さらに隣接する下地島も人気沸騰中の島です。2019年には「みやこ下地島空港」がオープンし、島の玄関口としても開かれるようになりました。
のんびりするなら、円弧が美しい「渡口の浜」
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渡口の浜は、伊良部島の西側に面した天然のビーチ。海岸線はゆるやかな弧を描き、真っ白い砂浜は歩いているだけでも気持ちがいいですよ。西側に面しているので夕暮れどきには、海と空が真っ赤に染まります。刻々と色を変える夕景はこの世のものとは思えない美しさです。
アクティブにシュノーケリングするなら「中之島ビーチ」
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実は、渡口の浜は決してサンゴや熱帯魚が多いわけではありません。伊良部島でシュノーケリングをするなら中之島ビーチがおすすめです。中之島ビーチは伊良部島の隣にある下地島にあるポイントで、湾のような地形が特徴です。外洋の影響を受けづらく、潮の流れも比較的穏やかなので初心者にもぴったりのシュノーケルスポットです。
来間島オススメビーチスポット
来間島は宮古島の南側にある島。東洋一のビーチと名高い「与那覇前浜ビーチ」の向かいに位置しています。こちらも伊良部島同様、来間大橋で本島とつながっており、宮古空港からは車で15分ほどとアクセス面も良好です。
来間島で夕陽を見るなら「長間浜」がおすすめ
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長間浜は、沖縄離島らしい原風景が残るビーチです。砂の白と海の青のコントラストは、宮古島を訪れる方にぜひ目にしていただきたい景色。さらに東西に伸びる海岸線は西に面しており、夕日を望むにはこれ以上ないロケーション。ビーチに座ってたたずんでいるだけで、心身ともに癒されていく感覚を得られるはずです。
のんびり海の家を楽しむなら「猫の舌ビーチ」
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猫の舌ビーチは、来間港のすぐ横にあるマイナービーチ。ここまで紹介してきたビーチと比べるとそこまで知名度は高くありませんが、海の透明度はほかに引けを取りません。あまり知られていないぶん人が少ないので、絶好の写真撮影スポットでもあります。前方には来間大橋や与那覇前浜ビーチも見られます。2019年には「Perchill(パーチル)」というバーがオープンしました。海の家のような感覚で、ビーチでの時間をのんびりと楽しめます。
伊良部島と来間島には、まだまだ紹介したいスポットがたくさん
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今回はご紹介できませんでしたが、伊良部島と来間島にはこのほかにもさまざまなビーチスポットがあります。最後にその一部をダイジェストでお送りいたします。気になるポイントがあれば、ぜひ宮古島滞在中に立ち寄ってみてください。
【伊良部島のスポット】
■佐和田の浜:日本の渚100選に選ばれたビーチ。
■白鳥岬:海岸線の眺めは必見。ハワイのようなダイナミックは風景が楽しめる。
■通り池:地下部分で海とつながる池。国の天然物に指定されているパワースポット。
【来間島のスポット】
■長崎浜:小さいけれでも、味のあるビーチ。夕日も◎。
■ムスヌン浜:こじんまりとしたビーチ。サンセットスポットとしてもおすすめ。
■竜宮展望台:与那覇前浜ビーチと来間大橋のパノラマ絶景を楽しめるスポット。
マナーを守って海を楽しんでください
宮古島諸島の魅力のひとつである「海」。それを求めて日々多くの観光客が宮古島を訪れます。そして一度見た景色を忘れられず、「毎年、通ってます」というリピーターの方も少なくありません。
そんな美しい自然は決して永久不滅なものではありません。ゴミを捨てればビーチは汚れますし、サンゴを傷つければ生態系が崩れてしまうかもしれません。海遊びを楽しむ際には、最低限のマナーを意識して楽しむようにしましょう。一人ひとりの小さな行動や選択が、「海の豊かさ」を守ることつながっていくはずです。