ディープな宮古島を楽しむなら離島?本島から離れるからこそ分かる楽しみ方をご紹介します!
美しいビーチが広がる「宮古島」は、沖縄のなかでも人気の離島。さらに、宮古島の周辺には、池間島、伊良部島、下地島、来間(くりま)島、大神島、多良間(たらま)島、水納(みんな)島 の大小合わせて7つの離島が存在します。今回はそんな宮古諸島の各離島の特徴をわかりやすく紹介します。これを読んでアイランドホッピングを満喫してみてください。
料金 | メニュー例 |
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¥10,000〜 | 来間島「みき」の宮古GINカクテル、まごどうふのムース カツオの出汁ジュレ、島の前菜盛り合わせ、鮮魚のカルパッチョ RuGu bistroスタイル、紅芋のスープ、宮古産ジビマグロのレアソテー スモークアラビアータソース、宮古そばロールと島野菜のピクルス、A4沖縄県産和牛の燻製仕立てサーロインステーキ、アボガドとエビのパスタ仕立ての宮古そば、島バナナのグリルコンポート |
池間ブルーが眩しい!最北端の離島「池間島」
画像:RuGuスタッフ撮影
「池間島」は宮古島の北にある人口約600人の島。1992年には池間大橋が完成し、車でアクセスできるようになりました。宮古空港からは車で30分ほど。池間大橋周辺の海は宮古島近海のなかでも透明度が特に高く、その美しさは「池間ブルー」とも呼ばれます。
島から10㎞ほど北の海域には、日本最大級のサンゴ礁郡「八重干瀬(やびじ)」があることでも知られます。そのためダイビングショップが多いのも池間島の特徴です。もちろん、ダイビングだけではなくビーチエントリーでシュノーケリングも楽しめます。特に島の北側にある「フナクスビーチ」はシュノーケリングスポットとして人気です。
NHK朝ドラの『純と愛』のロケ地にもなった「ハート岩」も有名な観光スポット。天然の岩礁が波によって削られ、ハートの形に見えることからそう呼ばれます。
池間島の宿泊なら・・・
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東京や大阪に比べれば、宮古島も十分のどかな島ですが、池間島はそれ以上。ゆったりと過ごしたいなら、池間島に宿泊してみてはいかがでしょうか。プライベートヴィラ「アイランドテラスニーラ」は観光客に人気のリゾートホテル。目の前にはプライベートビーチが広がり、ジャグジー付きの客室もありますよ。
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2015年に日本で一番長い橋が開通!最大規模の離島「伊良部島・下地島」
画像:RuGuスタッフ撮影
伊良部島・下地島は、2015年に開通した伊良部大橋の完成により近年注目を集めている離島です。伊良部大橋の全長は3540mと、無料で渡れる橋としては日本最長を誇ります。宮古島に訪れた際、必ず立ち寄りたいスポットの一つです。
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宮古島から橋を渡ってすぐのところには「いらぶ大橋海の駅」があります。2020年6月にオープンしたスポットで、島の名産品を購入できたり、レストランでは地元食材を使った料理が楽しめたりするので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
画像:RuGuスタッフ撮影
くわえて、伊良部大橋から海の駅に行く道をさらに登っていくと「牧山展望台」が見えてきます。展望台からは伊良部大橋を見下ろすことができ、橋を1枚の写真に収めたいのであれば、ここでの記念撮影がおすすめです。
伊良部島から水路を隔てて隣接しているのが「下地島」です。2019年には「みやこ下地島空港ターミナル」がオープンし、成田や関西からのLCCが就航しています。空港ではレンタサイクルも借りられます。周囲17㎞ ほどの小さな島なので、自転車で島内巡りをするのも気持ちがいいですよ。
伊良部島・下地島の宿泊なら・・・
伊良部島に宿をとるなら「フェリスヴィラスイート伊良部島・佐和田〜離れ〜」 がおすすめ。1棟貸し切り型のコンドミニアムスタイルなので、誰にも邪魔されずに優雅な時間を過ごせます。お部屋には本格的なアイランドキッチン、プライベートプール、ジャグジーを備え、別荘のように使えるのが特徴。2018年オープンと比較的新しく、目の前には佐和田の浜を望むことができます。
(「フェリスヴィラスイート伊良部島・佐和田〜離れ〜」の外観 写真引用元:yuimelonさんinstagram)
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東洋一美しい”与那覇前浜ビーチ”が目の前!「来間島」の楽しみ方は無限大
来間島も、池間島や伊良部島に負けず劣らず魅力ある離島です。のどかなさとうきび畑が広がり、その風景はまさに「沖縄離島の原風景」といった様子。来間大橋で宮古島とつながっており、車で簡単に行くことができます。
画像:RuGuスタッフ撮影
橋の開通により、おしゃれなカフェや雑貨屋さん、ホテルが次々とオープンしており、見どころもたくさん。島の高台に位置する「竜宮展望台」からは、与那覇前浜ビーチと池間大橋を一望できます。
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宮古島には橋でつながっていないもっとディープな離島もあります!
ここまで橋でつながっている宮古島の離島を紹介してきましたが、よりディープな離島を楽しみたい方は「大神島」「多良間島」にも足を伸ばしてみましょう。
神秘の島「大神島」
大神島の自然(写真引用元:photoAC ii_tomoakiさん)
大神島はその名の通り神様が住むとも言われるとても神聖な島。宮古島の島尻漁港から大神島への定期船が1日に4~5往復でており、所用時間は約15分。手つかずの自然が残り、島の中央部にある遠見台からの景色は宮古島諸島随一です。ただ、神聖な島ゆえ、勝手に立ち入ってはいけない場所もあるので、観光の際はマナーを守って楽しむようにしましょう。
大自然を満喫「多良間島」「水納島」
水納島の海(写真引用元:photoAC hi.de.signさん)
多良間島は、宮古島と石垣島の間に位置する島です。その立地から、琉球王朝時代には中継貿易の要所として栄えた歴史を持ちます。農業や畜産業が盛んで、なかでも多良間島の黒糖はお土産にも人気。糖度が高く、コクがあると評判です。そんな多良間島へのアクセス方法は、宮古島から飛行機で約25分、フェリーなら2時間ほど。
多良間島の北側には「水納島(ミンナジマ)」という離島のさらに離島があります。(沖縄本島付近には「水納島(ミンナシマ)という同表記の別の島があります。)飛行機や定期船は運航しておらず、島を渡るには個人で船をチャーターするか、専用のマリンツアーに申し込む必要があります。もしそれでも行きたいという方は、多良間島で情報収集してみるといいかもしれません。
宮古島のディープ観光ポイントは離島にあり!ぜひ全離島を制覇してみてください。
宮古島旅行ではぜひ、宮古島の周辺にある離島にも足を伸ばしてみましょう。池間島、伊良部島、下地島、来間島はいずれも橋でつながっているので、2泊3日の旅行であれば周遊することができるでしょう。さらに、「宮古島の離島をもっと知りたい!」という方は、大神島や多良間島にも行ってみましょう。きっとあなたの知らない宮古島に出会えますよ。